ニュース
社内会議は6割が「対面」に 大企業は「オンライン」中心で二極化:帝国データバンクが調査
帝国データバンクは、社内外会議に関する企業の実態について調査を実施した。その結果、社内会議の実施方法は61.8%の企業が「主に対面」であり、企業規模が大きいほどオンライン会議を取り入れている割合が高かった。
帝国データバンクは、社内外会議に関する企業の実態について調査を実施した。その結果、社内会議の実施方法は61.8%の企業が「主に対面」であり、企業規模が大きいほどオンライン会議を取り入れている割合が高かった。
社内会議の実施方法を尋ねると、最も多い回答が「主に対面で実施」で61.8%だった。次いで「主にハイブリッドで実施」(26.3%)となり、「主にオンラインで実施」は6.3%にとどまった。
一方、社外との会議については、「主にハイブリッドで実施」が50.2%を占め、社内会議よりも23.9ポイント高くなった。また、「主に対面で実施」は26.8%で、社内会議を35.0ポイント下回る結果となった。
社内会議について企業規模別に見ると、「主にハイブリッドで実施」や「主にオンラインで実施」と回答した人が、企業規模が大きいほど割合が高かった。大企業においては「主にハイブリッドで実施」(53.6%)が半数を超えた。
社外との会議についても、社内会議と同様に、企業規模が大きくなるほどオンライン会議を実施する企業の割合が高くなった。一方で、中小企業においても「主にハイブリッドで実施」(48.0%)と「主にオンラインで実施」(14.7%)を合わせると6割超がオンライン会議を活用していた。
調査期間は3月17〜31日、有効回答企業数は1万1428社。
関連記事
- 建設業の倒産が急増している「3つの理由」とは?
帝国データバンク(東京都港区)は、建設業の倒産発生状況についての調査・分析結果を発表した。工期長期化・人手不足・資材高の3つの主な原因のため、2022年度は3年ぶりに倒産が増加した。倒産件数は21年度と比較して19%上昇した。 - 日本人の“働く幸福度”、世界最低に 調査で分かった「3つの理由」
パーソル総合研究所(東京都港区)は、18カ国・地域を対象に実施した「グローバル就業実態・成長意識調査−はたらくWell-beingの国際比較」の結果を発表した。日本は、調査対象国の中で、“働く幸福度”が最下位だった。 - スシロー、おとり広告で「信用失墜」し客離れ──それだけではない業績悪化のワケ
最近のスシローといえば、おとり広告の問題で景品表示法に係る措置命令を受けてしまった件は記憶に新しいことでしょう。こういった問題が起きるとどのような影響があるのかを「減損損失」という視点から見ていきます。 - 社長は「トヨダ」氏なのに、社名はなぜ「トヨタ」? “TOYODA”エンブレムが幻になった3つの理由
日本の自動車産業をけん引するトヨタ自動車。しかし、同社の豊田社長の名字の読み方は「トヨダ」と濁点が付く。なぜ、創業家の名字と社名が異なるのか? 経緯を調べると、そこには3つの理由があった。 - 「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」 両者を分ける“4つのスキル”とは?
日本企業はなぜ、「部下を育てられない管理職」を生み出してしまうのか。「部下を育てられない管理職」と「プロの管理職」を分ける“4つのスキル”とは? 転職市場で求められる優秀な管理職の特徴について解説する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.