就活、またも早期化 25卒インターンの前倒しが約6割:学情が調査
学情(東京都千代田区)が、「2025年卒対象のインターンシップ/オープン・カンパニー」に関する調査を実施したところ、約6割の企業が24年卒と比較して広報開始時期や開催時期を前倒しすることが分かった。
学情(東京都千代田区)は、「2025年卒対象のインターンシップ/オープン・カンパニー」に関する調査を実施した。その結果、約6割の企業が広報開始時期や開催時期を前倒しすることが分かった。
25年卒採用は、24年卒と比較して「インターンシップなどの広報開始・開催時期を前倒しするか」という問いに、約6割の企業が「前倒しする」(19.1%)、「やや前倒しする」(37.2%)と回答した。「変更しない」企業は40.8%だった。
回答者からは、「学生の動きが年々早まっているので、早く動かないと採用できない」「優秀な学生は、キャリア形成への意識も高く早期から動いている傾向」「同業他社の動きに合わせて、早期から学生との接点を持ちたい」との声が寄せられた。
25年卒採用における「インターンシップやオープン・カンパニーの広報開始予定時期」は、「23年5月・6月」(34.4%)が最多だった。「23年7月・8月」(20.4%)や「23年9月・10月」(16.1%)という意見もあり、「既に開始している」も17.6%だった。
また、25年卒採用の「インターンシップやオープン・カンパニーの開催開始時期」として最も多かったのは、「2023年7月・8月」(49.5%)だった。次いで「2023年9月・10月」(14.3%)、「2023年5月・6月」(12.6%)と続いた。
調査は4月24〜28日、25年卒を対象としたインターンシップやオープン・カンパニーを実施予定の企業398社の人事担当者を対象にインターネットで実施した。
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