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ホンダ「N-BOX」など10車種、30万台のリコール 低圧燃料ポンプに不具合:22年度国内販売数1位
国土交通省は6月2日、本田技研工業から「N-BOX」や「N-WGN」など10車種計約30万台のリコールの届け出があったと発表した。低圧燃料ポンプに不具合が見つかったという。
国土交通省は6月2日、本田技研工業から「N-BOX」や「N-WGN」など10車種計約30万台のリコールの届け出があったと発表した。低圧燃料ポンプに不具合が見つかったという。
届け出によると、リコール対象は、2017〜19年に製造された「N-BOX」「N-WGN」「N-ONE」など10車種計30万7351台。
低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)に不具合があり、燃料を吸収して膨張、変形する可能性がある。そのため、インペラがポンプカバーと接触して燃料ポンプが動作不良となり、最悪の場合、走行中にエンストに至る恐れがある。
これまでに237件の不具合を確認しているという。ホンダは、全車両の低圧燃料ポンプを対策品と交換するとしている。
「N-BOX」は、2022年度の国内新車販売数ランキングで2年連続1位を獲得。累計販売台数は350万台を突破している。販売好調の一因に「広さ」と「安全性」を挙げていた。
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