2015年7月27日以前の記事
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楽天・PayPayに続く経済圏となるか SMBCグループの「Olive」が伸びそうな2つの理由新たな金融サービス(1/3 ページ)

三井住友フィナンシャルグループが3月に発売した、コンシューマー向けの金融統合サービス「Olive」が話題になっている。マーケティング支援会社のシンクジャムが「Olive」が伸びそうな2つの理由を解説。

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 「Olive(オリーブ)」は、三井住友フィナンシャルグループが3月1日に提供を開始した、コンシューマー向けの金融統合サービスです。Oliveに登録することで、銀行口座、カード決済、証券、保険などのさまざまな金融サービスを一つのアカウントに集約・管理できます。


三井住友フィナンシャルグループが提供を開始した、コンシューマー向けの金融統合サービス「Olive」(画像:以下、三井住友カードプレスリリースより)

 またOliveは、Visaが開発したフレキシブルペイ機能(クレジット・デビット・ポイントの3つの支払い方法に対応)を搭載している点も特徴といえます。

 これまでにも楽天やPayPayが先行して、銀行口座やカード決済、証券などのさまざまな金融サービスを提供しています。後発サービスであるOliveが話題を呼んでいる背景の一つに、三井住友銀行という従来からある金融機関が提供しているサービスである点が挙げられるでしょう。

 本稿ではこれ以外の2つの理由と、今後の課題について考察していきます。

Oliveが伸びそうな2つの理由

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