無印良品「レトルトカレー」売上ランキング 3位「グリーン」、2位「牛バラ肉の大盛りカレー」、1位は?
情報誌「じゃらん」を運営するリクルートは、無印良品「レトルトカレー」売上ランキングを発表した。
情報誌「じゃらん」を運営するリクルートは、無印良品「レトルトカレー」売上ランキングを発表した。1位は「素材を活かしたカレー バターチキン」だった。2位には「素材を活かした牛バラ肉の大盛りカレー」、3位には「素材を活かしたカレー グリーン」がそれぞれランクインした。
トマトがアクセント「バターチキン」
「素材を活かしたカレー バターチキン」は、3種のトマトで酸味と甘みを引き立て、ギーとカシューナッツでまろやかに仕上げた人気の商品。直近のリニューアルでは、これまでの酸味と甘みの強いトマトに加え、旨味もあるバランスのいいトマトを使用した。鶏肉の量も増やし、スパイスの香りとコクのある旨味が引き出したという。
「素材を活かした牛ばら肉の大盛りカレー」は、牛肉の旨みと炒め玉ねぎの甘みを活かしながら10種類以上のスパイスを使用し、ほどよい辛さに仕上げた。満足感が得られる大盛りも人気の要因となっている。
「素材を活かしたカレー グリーン」は、青唐辛子の辛さとレモングラスなど6種類のハーブの風味、ココナッツミルクのコクが特長のタイカレーである。現地の味を手本にし、鶏肉と筍、ふくろたけを入れた。ハーブの香りとココナッツミルクの甘さがマッチした本場の味が楽しめると人気が高い。
4位以降は、「素材を活かした牛すじカレー」「素材を活かしたカレー プラウンマサラ(海老のクリーミーカレー)」「素材を活かしたカレー キーマ」「素材を活かしたハンバーグのデミグラスソースカレー」「素材を活かしたほたてと海老のビスクカレー」「素材を活かしたおうちのこだわりビーフカレー」「素材を活かした辛くない国産りんごと野菜のカレー」だった。
調査は、無印良品全店舗で23年1〜3月に売れたレトルトカレーをランキングにした。
関連記事
- 無印良品、新業態「無印良品 500」をオープン 500円以下の商品を拡充へ
良品計画は9月30日、500円以下の日用品や消耗品を中心に集めた新業態の店舗として「無印良品 500 アトレヴィ三鷹」(東京都三鷹市)をオープンした。同店舗で販売する約3000アイテムのうち、約7割が500円以下の日用品・消耗品となる。 - 客数「17%減」 専門家が語る、無印を苦しめる3つの要因
無印良品(運営:良品計画)の不調が目立つ。専門家は、不調の背景には「3つの理由」があるというが……? - 無印良品の「インフラゼロでも暮らせる家」 2024年の実用化を目指す
MUJI HOUSEは「インフラゼロでも暮らせる家」の実証実験を行う。検証を経て、2024年以降の実用化を目指す。 - 無印良品、コアファンが「コスパ」以外に挙げた”価値”とは?
「顧客体験価値(CX)ランキング2022」が発表された。最終回となる今回は、無印良品やワークマンなどの小売店に焦点を当て、6ブランドの体験価値を分析していく。 - 無印店舗ではあまり目立たなかった「泡立てネット」 なぜローソン店舗では売れたのか
ローソンは5月から、ローソン店舗での無印の販売を順次開始している。無印店舗ではあまり目立たなかった“意外な”商品の販売も好調だったという。無印を販売する狙いや売れ行きを聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.