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銚子電鉄「切符ポケット」付きシャツ販売 「東京シャツ」と共同開発:世界初
ローカル線の銚子電鉄は、世界初という切符専用ポケットが付いたシャツを発売する。開業100周年を記念し、全国チェーン「東京シャツ」と共同で開発した。
ローカル線の銚子電鉄(千葉県銚子市)は、世界初という切符専用ポケットが付いたシャツを7月10日に発売する。開業100周年を記念し、全国チェーン「東京シャツ」(東京都台東区)と共同で開発した。
銚電が発売する「e-銚子シャツ」(4950円)は、胸ポケットの内側に硬券切符を収納可能なポケットを備える。東京シャツの人気商品「レイヤードクール」(インナー付きシャツ)に銚電の社章をデザイン。犬吠駅の売店や公式ECサイトで販売する。
東京シャツも、銚電とコラボした「オリジナルシャツ」(4950円)、「ネクタイ」(2200円)を自社店舗などで販売する。ネクタイには、銚電が誇る人気商品「ぬれ煎餅」や、路線図をデザインしている。
銚電によると、本業の鉄道収入が低迷する中、鉄道グッズやぬれ煎餅などの副業を展開し、「絶対にあきらめない」精神で新しい挑戦を続ける企業姿勢に東京シャツ側が共感し、コラボに至った。東京シャツは一般販売するシャツとは別に、銚電の駅員が着用するシャツも手掛ける。
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