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総務がなんでも屋・雑用係から抜け出すために、意識すべき「3つの視点」「総務」から会社を変える(1/3 ページ)

なんでも屋、雑用係、裏方──社内でポジティブな見方をされることが少ない総務。働き方改革や働く場の多様化に伴い、総務の重要性は上がってきているのに、なぜ、評価されないのか。「月刊総務」の豊田氏が指摘する、多くの総務に欠けている「3つの視点」とは?

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 働き方改革やコロナ禍による働く場の多様化に伴い、総務への評価は上昇している。しかし、一般的な見方はまだまだ低空飛行だ。本コラムでは、そもそも、なぜ評価が低いのか、それをどのように改善していけば良いかを考えてみたい。

 総務に対する一般的な見方は以下のようなものだろう。

  • 何をしている部署か分からない
  • 雑務が中心の何でも屋
  • 普通にできて当たり前、少しでもミスをすると怒られる部署

 ポジティブな見方をされていないところが悲しい。一方で、総務自身はどう思っているのだろうか? 月刊総務オンラインで毎月行っている月刊総務調査で過去に、総務に対する評価について聞いたものがある。それを紹介しよう。

 まず、総務自身が考える、総務の評価について。7割以上が、評価されていないと感じていると回答している。


総務の仕事は「あまり評価されていない」「全く評価されていない」あわせて72.8%

 さらに、社内でどのような部署として見られているかと思うかについて。こちらも「なんでも屋」「雑用係」「裏方」と続き、良い印象とはとても思えない。


他部署から見て、総務は「なんでも屋」「雑用係」「裏方」

 なぜ、このような事態に陥ってしまったのか? その原因はズバリ、以下の3点にある。

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