人的資本経営が注目を集め「リスキリング(学び直し)」や「スキルのアップデート」への課題意識が強くなっている。そんな状況下で「人事育成・能力開発に関する人事制度を改訂したり、やり方を見直すことができている」とした企業は約3割にとどまったことが、リクルート(東京都千代田区)の調査で分かった。人事育成の見直しが求められている今、できている企業とできていない企業の違いとは何か。
半数以上が「人材育成・能力開発」に危機感
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