連載
1人35万円の支出――激増する中国人観光客、コロナ前より大金使うワケ:価値観の変化(2/2 ページ)
インバウンド観光客が爆増している。中国人の団体旅行解禁も発表され、さらなる増加が予想される。中国人観光客における最新のデータを参照すると、コロナ前には見られなかった新たな消費トレンドが浮上した。
一人あたり「35万円超」 大金使う中国人観光客
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
阿波おどりに「最高級席」20万円 赤字かさむ祭り、「外貨獲得」で存続目指す
8月12〜15日の期間開催される徳島市の「2023阿波おどり」に、最高級桟敷席「AWAODORI hospitality seat プレミアム桟敷席」が登場する。価格は1人20万円。外国人観光客の需要を狙う。
ニセコの冬「インバウンド客爆増」の裏で、深刻な人材不足――JTBらの「3つのDX実験」を振り返る
ニセコ(北海道虻田郡)エリアは世界でも有数のスキーリゾートであり、海外から多くのスキーヤーや富裕層が訪れるスポットだ。2022年10月の政府の水際対策の大幅緩和で、昨年末から今年の年明けにかけての冬シーズンは、国内外から観光客が殺到した。受け入れスタッフも外国人が多い同エリアでは、深刻な人材不足に見舞われた。JTBらがこれらの問題を解決すべく行った、3つの実証実験とは。
インバウンド需要復活 空港や観光地のローソンでどんな商品が爆売れしているのか?
インバウンド需要が本格的に復活している。では、コンビニではどんな商品が売れているのか。ローソンが開示した情報から見えてきたものとは?
ベンチャー航空「トキエア」 “したたか”な戦略も、就航延期を繰り返すワケ
航空会社「トキエア」が新潟空港〜札幌・丘珠空港で同社初の航路を開設する。その戦略は非常に“したたか”だが、何度も就航延期を繰り返す。背景には深い事情がある……。
春節始まるも、中国人観光客が「日本」ではなく「タイ」に流れるやむを得ない事情
1月21日から春節に合わせた大型連休が始まった。しかし日本の観光地では中国人観光客の姿はあまり戻っていない。一方タイでは多くの中国人旅行客が訪れている。それはなぜか。