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阿波おどりに「最高級席」20万円 赤字かさむ祭り、「外貨獲得」で存続目指す:海外の富裕層狙う
8月12〜15日の期間開催される徳島市の「2023阿波おどり」に、最高級桟敷席「AWAODORI hospitality seat プレミアム桟敷席」が登場する。価格は1人20万円。外国人観光客の需要を狙う。
1人20万円、最高級の桟敷席で、地元料理と共に阿波おどりを堪能する――徳島市の「2023阿波おどり」にそんなプランが登場した。
阿波おどり未来へつなぐ実行委員会と、レジャー予約サイトの運営などを手掛けるアソビュー(東京都品川区)が共同で造成し、6月15日に販売開始。8月12〜15日の開催期間中、1公演当たり20席限定で提供する。
狙いは、外国人観光客の需要だ。この企画の背景には、阿波おどりが直面してきた現実がある。
苦しむ阿波おどり、累計4億円以上の赤字
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