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「ポケモンスリープ」人気の裏で――健康管理アプリにひそむ2つのリスクとは?:睡眠とゲームを連動(1/2 ページ)
ポケモンが発表した睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ」は、睡眠をテーマにしたゲーミフィケーションの取り組みとして注目を集めている。健康管理アプリは数多く存在し、ユーザーが健康増進に役立てる動きとして普及しつつある。だが、アプリの利用にはリスクも伴うことをご存じだろうか。
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多くの先進国で社会問題化する「睡眠不足」。日本では長時間労働やストレスからか、「眠りの危機」ともいうべき状況になっている。
そんな睡眠に対する不安を解消するためにポケモンが発表したのが、睡眠ゲームアプリ「ポケモンスリープ」だ。ヤフーリアルタイム検索によると、過去1カ月間の「ポケモンスリープ」が含まれたX(旧:Twitter)の投稿数は64万件を超え、多くの注目を集めている。
ポケモンスリープの登場以前にも、これまでに健康管理アプリは数多く登場しており、ユーザーが健康増進に役立てる動きが浸透しつつある。だが、アプリの利用にはリスクも伴うことをご存じだろうか。
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