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「ホワイトすぎて」退職って本当? 変化する若者の仕事観(2/4 ページ)
「ホワイト離職」現象が、メディアで取り沙汰されている。いやいや、「ホワイトすぎて」退職って本当? 変化する若者の仕事観を考える。
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ゆるすぎても、きつすぎても、辞めたくなる
「キャリア安全性」はリクルートワークス研究所の造語だ。同研究所は2022年に大手企業に所属する若手社員への定量調査を実施し、入社3年目までの新入社員の36%が、職場を「ゆるい」と感じているという実態を明らかにした。
その上で、職場がゆるすぎても、きつすぎても「ここで長くは働きたくない」と感じる若者が増える傾向が見えている。
今の職場を「すぐにでも退職したい」「2〜3年は働き続けたい(5年以上は働き続けたくない)」の合計が、「ゆるい」と感じている若手では57.2%、「ゆるくない」と感じている若手では52.9%と、半数を超えているのだ。
これを日本経済新聞が「職場がホワイトすぎて辞めたい 若手、成長できず失望」(22年12月15日)という記事で取り上げ、世の中に「ホワイト離職」現象が知られるきっかけとなった。
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