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楽天カード改悪? 1%還元を「買い物ごと」に変更する理由(2/2 ページ)

年会費無料の1%還元で知られる「楽天カード」が、11月の請求分からポイントの計算方法を変更することを発表し、話題になっている。その理由について運営会社に聞いてみた。

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ポイント付与の「調整」が続く

 楽天のポイント還元を俯瞰的に見てみると、単に付与するポイントを減らすのではなく、より効果的にポイントを付与できるよう調整したいという思惑が感じられます。

 例えば楽天カードの場合、6月から投信積立のポイント還元率を引き上げる変更が入っています。

 楽天市場の「SPU」では、7月からホームルーターが追加される一方、9月からは「十分に普及した」ことを背景に、スマホアプリの利用が対象外になっています。

 また、8月2日には楽天グループとOpenAIとの提携が発表されました。こうしたAIによるデータ分析が進むことで、ポイント付与の定期的なバランス調整も続いていくと考えられます。

書き手:山口 健太(やまぐち・けんた)

1979年生まれ。10年間のプログラマー経験を経て、フリーランスのITジャーナリストとして2012年に独立。主な執筆媒体は日経クロステック(xTECH)、ASCII.jpなど。取材を兼ねて欧州方面によく出かけます。

ヤフーニュース個人:「ITジャーナリスト2.0 山口健太

Twitter:@yamaguc_k

公式Webサイト:山口健太

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