調査リポート
忙しいのに……管理職層が「プレイヤー業務」も担うワケ(2/2 ページ)
リクルートマネジメントソリューションズ(東京都港区)は、企業の人事担当者150人と、管理職層150人の合計300人に「マネジメントに対する人事担当者と管理職層の意識調査2023年」を行った。
なぜ? 管理職層が「プレイヤー業務」を担う理由
管理職層が「プレイヤー業務を担う理由」で最も多かった意見は「メンバーに知識・スキルが不足しており仕事を一任できない」(34.2%)だった。
2位は「自分の専門性を維持・向上させ続けるため」(30.1%)、3位は「メンバーに他部署を動かす調整力が足らず、一任できない」(25.3%)と続いた。
管理職層がマネジメント業務に専念することが難しい背景には、業務を一任できるメンバーが不足している状況があることが分かった。
管理職層が抱く「日々のマネジメント業務で難しいと思っていること」については、「メンバーの育成・能力開発をすること」(56.0%)がトップに挙がった。そのほか「既存業務に取り組みつつ、新しい挑戦を行うこと」(50.7%)、「自部署の業績・目標を達成すること」(49.3%)などの意見も半数近くに上った。
調査は23年6月にインターネットで行った。
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