調査リポート
身に付けたいITスキル 「AI・ChatGPT」を上回った1位は?(2/2 ページ)
リスキリングを検討している働く人々は、どのようなスキルを習得したいと考えているのか。WEBMARKSが「IT・Web系のリスキリングに関する意識調査」を実施した。
リスキリングについて、全体の56.8%が取り組みたいと回答した。年代別に見ると、取り組みたいとした人は、20代がもっとも多く、65.6%に上った。
将来的にIT・Web系のスキルを身に付けたいと思っている人は、全体の60.1%を占めた。
期間ごとに見ると「2年以内ではないがいずれは身に付けたい」が最も多く28.2%。「1年以内に身に付けたい」(17.3%)、「2年以内に身に付けたい」(14.6%)と続いた。また、8.3%が「すでに取り組んでいる」と回答。
年代別に見ると、「身に付けたい・取り組んでいる」の合計は20代で77.7%、30代も71.6%と高い数値となった。20代、30代の若い世代ほど、IT・Web系スキルへのリスキリング意識が高まっていると考えられる。
一方で、50代になると「身に付けたいと思わない」の回答が42.9%という結果に。同社は「すでにある程度のキャリアを積んでいて、役職に就いていたり現在の収入に満足していたりする人も多い。そのため、これから新たなスキルを身に付ける必要性を感じていない、一から何かを学ぶのが面倒だと感じている人も一定数いると推測できる」とコメントした。
調査は、20〜50代の男女1098人(20代:279人、30代:278人、40代:273人、50代:268人)を対象に9月に実施した。
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