調査リポート
マッチングアプリ利用者の約9割「期待と違った」 その理由1位は?:男女に調査(2/2 ページ)
マッチングアプリで対面した相手が期待外れだった人は87.7%──恋愛・婚活メディアを運営するナイル(東京都品川区)がこんな調査結果を発表した。
初対面が期待通りではなかった相手と「交際したことがある」は49.7%、「交際したことがない」は49.1%と、ほぼ同数の結果になった。
期待外れだと感じた理由ごとに見ると「プロフィールの出身地などの個人情報が違った」「プロフィールに書かれている趣味や興味が違った」などの理由では7割超が交際に至っていた。プロフィールにある情報と相違があっても交際するぶんには問題がないと考える人が多いようだ。
一方、許せなかった要素で多くなっているのが「実際に話し、相手との価値観が合わなかった」(62.6%)、「相手の態度や言動が失礼だった」(55.9%)、「プロフィール写真と実際の顔が違った」(52.0%)だった。
期待通りではなかった相手と交際を決めた理由では、1位は「趣味や興味が共通していた」(126人)、2位は「価値観が合っていた」(97人)、3位は「信頼感や安心感があった」(88人)だった。
調査は10月6〜16日にかけて実施。マッチングアプリを通じて実際に会ったことがある20〜40代の男女667人を対象にインターネットにより実施した。
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