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2023年冬のボーナス、支給額はいくら? 中小・零細企業に聞いた(1/2 ページ)
フリーウェイジャパンは、中小・零細企業の従業員130人と代表取締役166人を対象に「2023年度冬のボーナス実態調査」を実施した。2023年冬のボーナスの支給額はどれくらいだったのか?
2023年5月、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、コロナ禍前に近い社会活動が送れるようになった。今冬のボーナスはコロナ禍が落ち着いて以降初めてとなるが、支給額はどう変化したのか。
バックオフィス業務をサポートする「フリーウェイシリーズ」を提供するフリーウェイジャパン(東京都中央区)が、中小・零細企業の従業員130人と代表取締役166人を対象に実施した「2023年度冬のボーナス実態調査」によると、42.0%の経営者が「冬のボーナスを支給済み、もしくは支給予定」と回答。22年度冬の調査より15.7ポイント増加した。
冬のボーナス、支給額は?
ボーナスが支給された、または支給予定で金額を把握している従業員に尋ねたところ、「20万〜30万円未満」(25.7%)、「10万〜20万円未満」(22.9%)という回答が目立った。
一方で「50万〜60万円未満」(14.3%)や「150万円以上」(11.4%)もあり、回答者の平均額は47.9万円だった。
ボーナスの使い道として最も多かったのは「預金・貯金」(37.1%)だった。2位には「生活費」「趣味・娯楽」が17.1%で並んだ。
昨年度と比較した支給額の増減については、42.6%が「全体的に増加した・増加する」と回答。55.0%だった昨年調査からは12.4ポイント低下した。そのほか「変わらない」が44.6%、「減少した」が12.8%という結果に。
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