小学生の流行語 「それってあなたの感想ですよね?」「なぁぜなぁぜ」を抑えた1位は?:なりたい職業も調査(2/2 ページ)
ベネッセコーポレーション(岡山県岡山市)が提供する「進研ゼミ小学講座」が「2023年の出来事や将来に関する小学生の意識調査」を実施した。
「なりたい職業」の1位は、4年連続で「YouTuber」となった。上位には芸能、漫画やアニメなどのエンタメ関連の仕事がランクイン。エンタメは子どもにとって身近で、将来挑戦してみたい仕事として意識されているようだ。
また、将来に向けて勉強したいことに関する質問項目でも「絵・イラスト・漫画」「歌・音楽・ボイストレーニング」が上位となった。
将来のために勉強したいことの1位は「英語」だった。理由は「海外で活躍したい」「外国の人と話したい」という声が多く、スポーツ選手や学者、宇宙飛行士、キャビンアテンダント、医師といった具体的な職業での使用シーンを挙げる回答も見られた。
語学では英語に続いて「韓国語」が多く、「K-POPが好き」「アイドルになりたい」「韓国に行きたい」という思いが理由として多数挙げられた。
今年はChatGPTなどの生成AIが話題になったが、小学生でもデジタル活用への関心は高く「プログラミング」が英語に続いて2位にランクイン。学びたい理由には「プログラマー・ゲームクリエイターになりたいから」という声が多く寄せられた。
印象的だったニュースについて、最も多い回答は「戦争」となった。
戦争に関する子どもたちの課題意識は強い。「今、大人に一番言いたいこと」を聞いた質問では「戦争をやめてほしい」という声が多く寄せられ、ゲームやスマホ、おこづかいなど、自身の希望に続いて上位となった。
調査は11月10〜26日に、小学3〜6年生の同社会員を対象に実施。1万8802人(女子1万2859人/男子4728人/性別無回答・その他1215人)から回答を得た。
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