冬のボーナス「100万円超」は1割 平均支給額は?
冬のボーナスの平均額はどれくらいとなったのか。ネクストレベル(神奈川県横浜市)が運営する「縁結び大学」が調査を実施した。
2023年も残すところ1カ月を切り、冬のボーナスを受け取ったビジネスパーソンも多いのではないか。
今冬のボーナスの平均額はどれくらいだったのか。Webマーケティング事業を手掛けるネクストレベル(横浜市)が調査した。
ボーナス支給額 最も多いのは「何万円台」?
ボーナス支給額(税込み金額)について、最も多かったのは「20万円台」で全体の21.4%を占めた。続いて「10万円台」(15.9%)。平均額は「44万5909円」となった。
「100万〜149万円」という回答も9.0%に上り、不況と言われる中でも、100万円以上支給されている人が一定数いた。
男女別で見ると、男性の最も多い回答は「20万円台」で21.4%に上った。女性は「10万円台」「20万円台」がいずれも21.3%でトップ。男女別の平均額は、男性「55万1786円」、女性「33万6111円」となり、21万5657円(約1.64倍)の差が見られた。
冬のボーナスの使い道は?
冬のボーナスの使い道について、1位は「貯金・投資」で80.9%に上り、2位の「自分のための買い物」(34.5%)に大きく差をつけた。3位は「日々の生活費にあてる」(21.8%)と続いた。
「普段のお給料はなかなか貯金に回らないので、ボーナスのときにはまとまった額を貯金している」(50歳女性)、「ボーナスで投資デビューをしてみたい」(33歳男性)といったコメントが寄せられた。
その他「旅行」(18.2%)、「子どもに使う」(14.5%)が上位の回答となった。
調査は11月17〜27日にインターネットで実施。23年の賞与(ボーナス)が出た・出る見込みの男女220人(男性112人・女性108人)から回答を得た。
関連記事
- 「週休3日」の前に……「消えている有給」こそ問題視すべき理由
政府は6月に発表した骨太方針で「選択的週休3日制度の普及に取り組む」と発表した。週休3日制の導入を表明する企業も出てきている。しかし、週休3日制は、本当に望ましい休み方だと言えるのか。 - 年間の通勤時間は休日20日分に相当 テレワークが生んだ3つの課題
コロナ禍でテレワークが市民権を得たが、出社回帰の動きが鮮明になっている。オフィス出社か在宅か、はたまたハイブリッド型か――。最適解はどこにあるのか。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.