関西のインバウンド人気観光地 1位は「清水寺」、2位以下は?
「インバウンド人気観光地ランキング<関西編>」の調査から、インバウンドに人気な関西エリアの観光地1位は「清水寺」だと分かった。トップ3を京都市が占める結果となったが、2位以下は?
関西でインバウンド人気の高い観光地はどこか? インバウンド総合メディア「訪日ラボ」を運営するmov(東京都渋谷区)の調査「インバウンド人気観光地ランキング<関西編>」によると、1位は「清水寺」(京都市)だった。
年間500万人が訪れるという清水寺は、星評価も4.8と非常に高く、「言うまでもなく最高の場所」「京都で最も美しい寺院の一つ」との声があった。また調査時期が11月下旬だったこともあり、紅葉に関するコメントが目立った。
関西の人気観光地、2位以下は?
2位は「京都侍忍者ミュージアム」(京都市)だった。侍・忍者に関する歴史を学べる博物館だ。よろいかぶとや刀剣を身に付ける体験も行っており、京都、東京、大阪に展開する4店舗に年間10万人以上が来館している。
3位の「伏見稲荷大社」(京都)は、全国に3万社あるといわれる「お稲荷さん」の総本宮で、1300年以上の歴史を持つ。トンネルのように続く千本鳥居が特徴だ。
4位は「道頓堀」(大阪市)、5位は「奈良公園」(奈良市)という結果に。トップ3を日本文化の独自性が強く表れている神社や鳥居、侍などが占める結果となった。
口コミの外国語率も調査したところ、関西6府県(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の外国語率が最も高かったのは「大阪府」で、48.6%だった。
次いで「京都府」(46.6%)、「奈良県」(32.4%)と続き、「滋賀県」のみ9.5%と、10%を下回る結果となった。
調査は、関西6府県を対象にGoogleマップから公開されている口コミを基に実施した。期間は2023年11月18日〜12月3日。
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