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70年代に流行った「色変わりペン」が人気 51万本も売れた秘密を聞いたサンスター文具のデコット(1/5 ページ)

サンスター文具の色変わりペン「DECOT (デコット)」シリーズが売れている。2024年1月末時点でシリーズ累計出荷数が約51万本とヒット商品に。開発の背景と発売後の反響を聞いた。

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 サンスター文具(東京都台東区)が展開する色変わりペン「DECOT (デコット)」シリーズ(希望小売価格1本220円)が売れている。2022年12月に第一弾、23年12月に第二弾を発売し、累計出荷数は約51万本(24年1月末時点)となる。


ツインタイプのデコットは、片方でマーカーを引き、その上にもう片方で書くと色が変化する(サンスター文具提供)

第二弾では白抜きに加え、色が変化するタイプも発売した(サンスター文具提供)

 同製品はマーカーとペンが1本になっており、マーカーを引いた上にペンで書くと「白抜き」、または「色変わり」する仕様だ。特殊インクが使われており、化学反応によって色を変化させているという。

 これが手書きのデコレーションを好む女性たちの目に留まり、第一弾は6カ月で約21万本を出荷。第二弾は、発売から2カ月弱の24年1月末時点で約30万本を出荷している。

 同製品を開発したイノベーション部 サブリーダーの大杉祐太氏に、開発の背景と発売後の反響を聞いた。

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