インタビュー
原宿店では行列も 元祖厚底シューズの「HOKA」、人気の理由は?:3つの特徴(4/5 ページ)
分厚いミッドソールで知られる「HOKA(ホカ)」。2009年にフランスで誕生し、17年に日本に本格進出した。24年2月にオープンした国内最大の直営店「HOKA Harajuku」は行列ができる人気ぶりだという。どんな点が支持されているのか。
体験を届ける直営店
さらに、ブランドの認知拡大やコミュニティーの形成に欠かせないのが直営店の存在だ。HOKAは軽井沢、横浜、原宿に計4つの直営店を持ち、4月23日には名古屋への出店が決まっている。
「直営店では単に製品を売るだけでなく、ブランドの世界観や製品の特徴を感じられる『HOKA体験』を提供したいと思っています。幅広い種類の試し履きができるのは直営店ならではですし、HOKA RUN CLUBのメンバーが使えるコミュニティゾーンもあります」
4つの直営店のうち、「HOKA 軽井沢・プリンスショッピングプラザ店」には簡易のランニングステーションを、「HOKA Yokohama MARK IS Minatomirai」と「HOKA Harajuku(以下:Harajuku)」にはコミュニティゾーンを併設している。
「コミュニティゾーンには、着替えができる更衣室、荷物を保管できる鍵付きのロッカー、飲み物を飲みながら休めるスペースがあり、スマホの充電もできます。最新シューズの試走やランニングの前後に利用するほか、アスリートに会えるイベントも実施予定です」
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