コラム
「47都道府県ピンバッジ」が人気 なぜ「群馬県」が断トツに売れたのか:火曜日に「へえ」な話(5/5 ページ)
地図を扱うゼンリンが都道府県のカタチをしたピンバッジを販売したところ、想定以上に売れている。47種類を販売して、どの都道府県が最も売れたのか。トップは……。
「第1弾と第2弾の商品を見ると、各都道府県のカタチが分かりやすいんですよね。第2弾にいたっては、群馬県の南東部……つまり、つるのクチバシの部分に赤系の色が付いていまして。そうした点も多くの群馬県民に支持されていたのでしょう。しかし、第3弾はプレートに型押ししたデザインになっているので、つるのカタチがちょっと分かりにくかったのかもしれません」
パッと見て、鶴のカタチがハッキリしているかどうか。視認性がちょっと違うだけで、人気が大きく左右する。郷土愛の世界は、深いようだ。
これまで都道府県のカタチをしたピンバッジは直営店とECサイトのみでの販売だったが、少しずつ販路を拡大している。全国の都市で開催されている「文具女子博」で扱っていて、認知の拡大を図っているようだ。イベントだけでなく、観光地での販売やプロモーションなどでの利用が広がれば、ビジネスパーソンのスーツやプライベートのカバンなどに「ペタっ」と貼る人が増えるかもしれない。
そうなったときの売り上げも、やはり「群馬県」がトップなのか。気になるところである。
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