インタビュー
「丸亀製麺のカナダ1号店」がいきなり大繁盛! 全店2位の裏側で何をしているのか:想定の3倍を販売(1/5 ページ)
丸亀製麺のカナダ1号店がバンクーバーにオープンした。初日は長い行列ができる盛況ぶりで、予想の3倍となる1218杯を販売したという。どのようにして、初出店の地で繁盛店を作り上げているのか。
3月15日、丸亀製麺のカナダ1号店がバンクーバーにオープンした。店名は「Dunsmuir(ダムスミューア)店」(以下、バンクーバー店)。初日は長い行列ができる盛況ぶりで、予想の3倍となる1218杯を販売したという。
丸亀製麺は2011年のハワイ・ホノルル店の出店を皮切りに、米国、台湾、香港、カンボジア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、英国と海外展開を拡大している。バンクーバー店が好調な背景には、これまでの海外展開で得たノウハウが大いに生きているようだ。
どのようにして、初出店の地で繁盛店を作り上げているのか。丸亀製麺を展開するトリドールホールディングス Marugame Udon ビジネスユニット長、三澤ビクター氏にバンクーバー店のビジネス戦略を聞いた。
関連記事
- 営業時間を短縮しても、なぜ丸亀製麺のワイキキ店は全店1位なのか
丸亀製麺ワイキキ店の売り上げが好調である。2011年にオープンしてから、全店で1位をキープ。コロナ禍にもかかわらず、21年12月には過去最高の売り上げをたたき出した。なぜワイキキ店は人気を集めているのだろうか、その秘密に迫ってみた。 - ロンドンで「うどん」が大盛況! なぜ丸亀製麺はコロナ禍に欧州を攻めるのか
国内外に1000店舗以上を展開する丸亀製麺。21年7月には、英国でロンドン1号店をオープン、同時に欧州展開を本格化すると発表し、話題を呼んだ。世界的に不安定な情勢の中、なぜ丸亀製麺は欧州に焦点を当てるのか。同店を運営する担当者に話を聞いたところ……。 - “売れない魚”の寿司が、なぜ20年も売れ続けているのか
魚のサイズが小さかったり、見た目が悪かったり――。さまざまな理由で市場に出荷されない「未利用魚」を積極的に仕入れ、宅配寿司のネタにしているところがある。しかも、20年も売れ続けていて……。 - 行列ができているのに「待ち時間0分」 飲食店でファストパスは広がるのか
有料のファストパスがさまざまな業界で広がりつつあるが、飲食店ではまだまだ。昨秋から試験的に動き始めているが、どういった結果が出たのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.