スズキ、ハスラーからタフな新モデル発売 人気車種のラインアップを強化:プロダクトInsights(1/2 ページ)
スズキは5月24日、軽乗用車「ハスラー」を一部仕様変更するとともに、新モデル「ハスラー タフワイルド」を発売した。一部仕様変更では、LEDヘッドランプを全車標準装備とした。
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スズキは5月24日、軽乗用車「ハスラー」を一部仕様変更するとともに、新モデル「ハスラー タフワイルド」を発売した。全国軽自動車協会連合会によると、2023年度のハスラーの販売台数は9万2456台でランキング4位となった。スペーシアに次ぐ同社の人気車種を強化し、さらなる売上拡大を図る。
「ハスラー」は装備を充実し、快適さを向上
ハスラーの一部仕様変更に当たって、LEDヘッドランプを全車標準装備とした。「HYBRID X」「HYBRID Xターボ」にはナノイー Xを搭載したフルオートエアコンや、360°プレミアムUV&IRカットガラス、シートバックアッパーポケット、USB電源ソケット(Type-A、Type-C)、LEDルームランプ(フロント、リヤ)などを採用し、車内の快適さを向上させた。
ボディーカラーは2トーンカラーの組み合わせである「バーミリオンオレンジ ソフトベージュ2トーン」と「アクティブイエロー ガンメタリック2トーン」を追加。モノトーンには「ソフトベージュメタリック」を加え、全11パターンを用意した。
内装にはダークグレーのレザー調ファブリックシート表皮やブラックパールのインパネカラーガーニッシュなどを採用。HYBRID XとHYBRID Xターボにはオフブルー内装、カーキベージュ内装を用意した。
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