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スズキ、ハスラーからタフな新モデル発売 人気車種のラインアップを強化:プロダクトInsights(2/2 ページ)
スズキは5月24日、軽乗用車「ハスラー」を一部仕様変更するとともに、新モデル「ハスラー タフワイルド」を発売した。一部仕様変更では、LEDヘッドランプを全車標準装備とした。
「ハスラー タフワイルド」はタフなデザインに
新モデル「ハスラー タフワイルド」は、外観に専用フロントグリルやメッキバンパーガーニッシュ、タフワイルドエンブレムやブラックメタリックの15インチアルミホイール、ルーフレールなどを採用。タフで存在感のあるデザインに仕上げた。
内装は、撥水加工を施したファブリックシート表皮やドアトリムクロスを使用。アクティブな印象を持たせたるため、マットカーキを基調としている。
ボディーカラーは専用のブラック2トーンを用意したほか、モノトーンに「スチールシルバーメタリック」を追加。全6パターンのカラーバリエーションを提供する。
メーカー希望小売価格は、「ハスラー」が151万8000〜188万4300円、「ハスラー タフワイルド」が176万〜197万2300円。目標販売台数は月間で7000台とした。
5月の決算発表によると、スズキの売上高は5兆3743億円、営業利益は4656億円。売上高および全ての利益項目について今期過去最高を更新した。半導体不足影響の解消により四輪車の生産・販売台数が増加したこと、四輪車の販価を適正な水準へ見直したこと、為替影響やインドでの原材料価格の落ち着きなどが追い風となったとしている。
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