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「東京チカラめし」が東京で再始動 今度はどう売っていくのか:「焼き牛丼」が人気(1/5 ページ)
「東京チカラめし食堂」が5月、都内の九段第二合同庁舎内にオープンした。「煮る」のではなく「焼く」というスタイルの「焼き牛丼」で人気を博した「東京チカラめし」が再始動したわけだが、反響はどうなのか。
2011年に1号店を東京・池袋にオープンした「東京チカラめし」。「煮る」のではなく「焼く」という珍しいスタイルの「焼き牛丼」を280円(創業当時)という低価格で提供して人気を獲得し、一気に店舗が広がった。
全盛期の2013年には130店舗以上を展開していたが、翌年からは食材の原価高騰と人材育成の課題が重なり、閉店を余儀なくされた。
運営上の課題だけでなく物件の都合も重なり、閉店は止まらず。2023年11月には、国内店舗がフランチャイズ運営の大阪日本橋店のみとなった。そうした経緯を経て2024年5月、都内の九段第二合同庁舎内に「東京チカラめし食堂」がオープンした。
焼き牛丼以外に週替わりの定食や麺類なども扱う新業態となり、館内で働く職員だけでなく一般の人も利用できる。
東京での再始動にあたり、どのように東京チカラめしを売っていくのか。同ブランドを運営するSANKO MARKETING FOODS(サンコーマーケティングフーズ)の社長 長澤成博氏、東京チカラめし食堂 業態長 小川直樹氏に、新業態の戦略や再始動への思いを聞いた。
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