社内コミュニケーション、“課題あり”が8割 効果があった施策1位は「飲み会」（1/2 ページ）

総務専門誌「月刊総務」を発行する月刊総務（東京都千代田区）は、全国の総務担当者を対象に「社内コミュニケーションについての調査」を実施。社内コミュニケーションについて、課題が「ある」と回答した総務担当者が84.8％に上った。

[ITmedia]

　総務専門誌『月刊総務』を発行する月刊総務（東京都千代田区）は、全国の総務担当者を対象に「社内コミュニケーションについての調査」を実施した。

社内コミュニケーションに関して、総務担当者が抱える課題とは（出所：ゲッティイメージズ）

8割超が「社内コミュニケーションに課題あり」

　社内コミュニケーションについて、課題が「ある」と回答した総務担当者は84.8％に上った。具体的に課題を感じる点については、「部門間のコミュニケーション」（77.5％）が最多に。「上司・部下間のコミュニケーション」（60.9％）、「メンバー同士のコミュニケーション」（46.4％）が続いた。

社内コミュニケーションに課題はあるか（出所：プレスリリース、以下同）

コミュニケーション課題を感じるところ

　一方、課題が「ない」と回答した企業からは、理由として「代表自らが各部署、各事業所へ赴き計画や方針説明を実施している」「ランチ代補助制度を使ってマネジャー・リーダー陣が積極的にメンバーとコミュニケーションをとりにいっている」「社員の希望に合わせてオンライン・対面での面談を定期的に実施している」といったものが寄せられている。

効果があった施策、1位は「飲み会」

　こうしたコミュニケーション課題に対して効果があった施策は、「飲み会」が32.6％と最多に。「1on1」（29.2％）、「レクリエーション」（28.1％）が続いた。

効果があったコミュニケーション施策

　社内コミュニケーションが経営に与えると思う影響については、「業務の円滑化」が72.5％で、「離職率の低下」（69.1％）、「モチベーションの向上」（65.2％）が続いた。

社内コミュニケーションが経営に与える影響