ニュース
ローソン、閉店後の建材を再利用 CO2排出量6割減を見込む
ローソンは10月3日、ローソン北上川岸三丁目店(岩手県北上市)をオープンする。同店舗は、閉店したローソンの壁や柱などの建材を再利用している。店舗が完成するまでのCO2排出量が、通常店舗と比較して約6割削減できるという。
ローソンは10月3日、ローソン北上川岸三丁目店(岩手県北上市)をオープンする。同店舗は、閉店したローソンの壁や柱などの建材を再利用している。店舗が完成するまでのCO2排出量が、通常店舗と比較して約6割削減できるという。
同社は建材を再利用した店舗として、2023年11月にローソン津山高野山西店(岡山県津山市)をオープン。今回が全国で2店舗目となる。再利用の可否は、築年数や再利用する新店舗のオープン時期などから判断。再利用の基準外となった部材については新品を用意し、通常店舗と同様の手順と工事期間で施工する。
今回は、これまで廃棄していた閉店店舗の躯体・外壁部分(基礎部分を除く)に使用している建材を、重量ベースで約7割再利用している。ローソンは「今後も条件が合う店舗については再利用の取り組みを推進する」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ローソン、和歌山県に「地域共生コンビニ」をオープン 過疎地域の課題解決を目指す
ローソンは10月4日、和歌山県田辺市のスーパー跡地に「ローソン龍神村西店」をオープンする。同店舗は、過疎化により小売店が撤退し、食品や日用品の購入が難しいといった地域の社会課題解決を目指す「地域共生コンビニ」として展開する。
ローソン、「カスハラに対する基本方針」発表 「今後の入店お断り」の対応も
ローソンは8月9日、「カスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定したと発表した。全ての利用客が安心して利用できるようにするほか、従業員が安心して働ける環境の構築が目的だとしている。
ローソンの新作メロンパン、なぜ男性の心をキャッチ? 開発担当者が驚いた実験販売の結果
ローソンが新作メロンパン2種を愛知県の店舗で実験販売したところ、特に男性に支持された。定番のメロンパンは女性が購入するケースが多いので、逆の結果となった。
ローソン、未利用食品を支援が必要な家庭に配布 食品ロス削減の一環
ローソンは9月1日から、物流センターで店舗への納品期限を迎えてしまった商品などの未利用食品を、支援が必要な家庭に配布する取り組みを実施する。食品ロスを削減しながら、子どもの貧困などの社会的課題解決へ寄与する狙い。


