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東京駅改札前に「うるさすぎる職場」 オーディオ販売会社が設置、なぜ?:プロダクトInsights(1/2 ページ)
JR東京駅の八重洲中央北口改札から歩いて5メートル、雑踏行き交う中に「オフィス」が出現。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービス。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
JR東京駅の八重洲中央北口改札から歩いて5メートル、人々が行き交う雑踏の中に「オフィス」が出現――オーディオ・ビジュアル機器の輸入販売を手掛けるエミライ(東京都港区)が、AIノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスイヤフォンの体験イベントを開催している。ノイズキャンセリング機能を体感してもらうために、「最もうるさいオフィス環境」を用意したという。
イベントで体験させる「Cleer 『ARC3』」は、オープンイヤー型のノイズキャンセリングイヤフォンだ。イベントでは機能・用途別に5種類のラインアップを用意。そのうち「Music Pro」がノイズキャンセリング機能を搭載している。Music Proは環境音に合わせて通話音を自動調整する機能、周囲の雑音を相殺するアクティブノイズキャンセリング機能、首の動きでスマホ操作を可能にするインタラクティブコントロール機能などを備えている。価格は4万4000円。
エミライは、テレワークをしたことがある20〜60代の男女624人に対して仕事中の音環境に関する調査を実施。その結果、オンライン会議経験者のうち9割以上が「騒音環境下」でオンライン会議が気まずくなった経験があることが分かった。「外出先のカフェで会議に参加しようとしたら、想定以上にうるさかった」――といった経験だ。
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