インタビュー
「福岡の屋台DX」が好調 LINEや生成AIを導入して、どうなった?:AIおいちゃんが登場(1/5 ページ)
福岡市が実施している「屋台DX」が好調だ。LINEヤフーコミュニケーションズと連携してLINEの公式アカウントを開設し、情報発信や生成AIを活用した検索を強化しているというが、どんな効果が出ているのか。福岡市役所の担当者に反響を聞いた。
福岡市が誇る「屋台文化」に変化が起きている。福岡市役所では、福岡市屋台基本条例の制定から10周年となる2023年6月に、同じく設立10周年を迎えたLINEヤフーコミュニケーションズ(当時はLINE Fukuoka)とともに「屋台DX」を開始した。
屋台のLINE公式アカウント(FUKUOKA GUIDE)を開設して、9軒の屋台がある長浜屋台街の個別情報(おすすめメニューなど)を紹介するほか、営業情報や混雑状況を見える化した。
2024年7月には、DXの対象を福岡市内にある約100軒の屋台に広げ、機能もリニューアル。生成AIを活用し、おすすめ屋台を教えてくれるAIおいちゃんなどの検索機能を盛り込んだ。リリースから約2カ月でLINEの友だちが約7000人増え、想定以上の反響があるという。
屋台DXの狙いや特徴、効果を福岡市の山喜多洋一氏(経済観光文化局文化まつり振興部まつり振興課 にぎわい振興係長)に聞いた。
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