2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

腕につける「超小型酸素ボンベ」がヒット ダイビング免許不要で潜水可能にプロダクトInsights(1/2 ページ)

片手につける超小型酸素ボンベとは?

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

プロダクトInsights

日々リリースされる新しい商品やサービス。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。

 KG AIR(大阪府寝屋川市)が販売する、超小型酸素ボンベ「KG Air」が好調だ。応援購入サイトMakuakeにて先行販売したところ、プロジェクト開始から2カ月で売り上げが1400万円を超えた。


超小型酸素ボンベ「KG Air」が好調だ(写真はイメージ)
photo
KG AIR(出所:プレスリリース、以下同)

 シュノーケリング用超小型ボンベ「KG Air」は、レギュレーターとボンベが一体になっていて、本商品だけで海の中で呼吸できる。約4分間、水深5mまでの使用が可能で、より長く深く潜れるディープシュノーケリングを体験できる商品だ。

photo
レギュレーターとボンベが一体になっている
photo
片手に着けて使用する

再充填が自分でできる

 ボンベ1本あたり15リットル、合計30リットルの空気が注入可能で繰り返し使用できる。

photo
付属の手動ポンプか、電動ポンプで空気を充填でき、繰り返し使える

 一般的に、素潜りでは海の底に滞在できる時間は5秒ほどで、「珊瑚を目の前で見る」「魚と一緒に泳ぐ」などの体験は難しい。ダイビングは長時間潜れるが、ライセンスや特殊な装備が必要になる。

 「KG Air」は、シュノーケルの手軽さでより深い海の世界を体験でき、水中で息をするために必要な機能をコンパクトに集約しているため、ハンズフリー、マウスフリーでマリンアクティビティーを楽しめるのが特徴だ。

photo
「KG Air」は、シュノーケルの手軽さでより深い海の世界を体験できる
photo
呼吸をしたいときだけ使用するので、海の中で口元が見え表情がわかる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る