インタビュー
シロカの「おうちいろり」1カ月で完売 アイデアは“社長の自宅”で浮かんだ、なぜ?:煙が出にくい工夫も(3/4 ページ)
おうち居酒屋やホームパーティにも使える、シロカの卓上調理家電「おうちいろり」。開発のキッカケなどを担当者に聞いた。
卓上に出てくる回数を増やせるように
調理家電はどうしても「お手入れが大変」「収納場所に困る」といった理由で使用頻度が下がる印象もあるが、おうちいろりについては「いかに日常使いしてもらえるか」にもこだわっている。減煙構造のほか、清掃のしやすさ、一般的なホットプレートと比較してかさばらないような収納性も意識した。
また複数のプレートや土鍋など、それぞれ熱伝導率が異なる中でどれを使ってもおいしく仕上がるよう使い勝手も含めて工夫した。例えば、焼き網は、焦げ付きにくい線径1.6ミリの極太網を使用して、焼きやすくした。深皿は、蓄熱性が高い厚手のプレートで、肉厚なステーキも焼きムラを抑えて焼き上がるようにした。
ボールプレートは厚手にすることで熱が均一に伝わり、外はカリッとした仕上がりに。穴のふちを5ミリほどまっすぐ立ち上げることで、たこ焼きを返しやすく、きれいな丸型に成形しやすくなっている。
一度の食事で複数のプレートを使い分けたい人向けに、プレートをスムーズに載せ替えられる取っ手も付属している。
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