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ファミマ、プラ製スプーン「有料化」の実験結果を発表 大手コンビニで初、どうなった?売り上げへの影響も(1/2 ページ)

ファミリーマートは、1月29日から一部直営店舗で、プラスチック製のカトラリー(スプーン・フォーク・ストロー)の有料化を実施し、検証結果を公開した。

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 ファミリーマートは2024年1月29日から、一部直営店舗でプラスチック製のカトラリー(スプーン・フォーク・ストロー)の有料化を実施。その検証結果を公開した。有料化した店舗における1店舗1日当たりのスプーン・フォーク・ストローの合計の提供本数は、有料化前と比較して51.0本から11.2本と、約78%削減したという。


ファミリーマートが一部店舗でプラスチック製カトラリーを有料化(編集部撮影)

スプーン・フォーク・ストローの提供本数を78%削減できた(提供:ファミリーマート、以下同)

 有料化は全国の直営店舗100店で開始し、現在は一部の直営店舗で継続しているという。対象のカトラリーはスプーン、フォーク、ストローなど計4品。価格は4〜6円に設定した。

ストローは削減効果が高い傾向に

 有料化したカトラリーのうち、ストローは最も削減率が高い結果となったという。「不要と考えられるお客さまが多かった」とファミマは分析している。

 一方で、カレーやスープなどで使用するタイプのスプーンは、削減率が低い傾向となった。購入した後にすぐに食べる客が多いからだと同社は想定する。


ストローは83%削減

スプーンは71%削減

デザートスプーンは76%削減

フォークは76%削減

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