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「四十八漁場」リピーターが4倍に “友だち”が増えるモバイルオーダーは飲食店を変えた背景にDXあり(1/5 ページ)

飲食店でタブレット端末などを使ったオーダーが広がりつつある。居酒屋「四十八漁場」は、とあるシステムを使ったところ、再来店率が4倍に。どういった仕組みなのかというと……。

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 近年、居酒屋など飲食店の注文方法はモバイルやタブレットを使ったオーダーが一般的になりつつある。ざっと調べただけでも20種類を超えるシステムがあり、それぞれにコストや機能性の違いがあるが、素人目には区別しづらい。


ダイニーが提供するモバイルオーダー(左)とキャッシュレスのサービス(ダイニー提供)

 2018年に創業したスタートアップのダイニーは、「“飲食”をもっと楽しく おもしろく」をミッションに掲げ、POSレジやモバイルオーダーなど飲食業界に特化したオールインワンのシステムを提供する。モバイルオーダーを使って販促につなげられる独自性があり、導入する居酒屋「四十八漁場(よんぱちぎょじょう)」では、販促による再来店率が4倍以上に増加しているという。

 この9月には、中国のヒルハウス・インベストメント・マネージメントと米国のベッセマー・ベンチャー・パートナーズをリードインベスターとして、74.6億円の資金調達を実施して話題を呼んだ。


ダイニーの山田真央社長(筆者撮影)

 東京大学在学中に会社を共同創業した山田真央社長は「外食産業で外貨を稼ぎ、日本のGDPを上げる」と意気込む。ダイニーの狙いや強みを山田社長に、システム導入後の変化を四十八漁場などを展開するエー・ピーカンパニーに聞いた。

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