2015年7月27日以前の記事
検索
インタビュー

生クリーム9割の「スイーツ缶」、なぜ人気? がむしゃらに売らず30万缶突破の秘密商品名「なまくり」(1/5 ページ)

9割が生クリームでできたスイーツ缶「なまくり」がじわじわと人気を集めている。わずか2年半で販売数は30万缶を超えているが、どのように人気を広げたのか。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

 容量330mlのうち、9割が生クリームでできたスイーツ缶「なまくり」(850円)がじわじわと人気を集めている。SHIBUYA109をはじめ、関東、大阪、札幌に設置した自販機(全9台)とオンラインで扱っており、2022年4月の販売から2年半で累計販売数は30万缶を超えた。


9割が生クリームのスイーツ缶「なまくり」が30万缶を突破(リクーム提供、以下同)

「なまくり」を開発した生クリーム愛好家の井上拓海氏

 同商品を開発したのは、リクーム社(東京都練馬区)の社長・井上拓海氏である。元料理人であり、全国的に展開するパン屋「小麦の奴隷」の開業・運営経験を持つ人物だ。

 「高級な生クリームを気軽に食べられるスイーツをつくりたい」という思いから商品化したというが、9割が生クリームというニッチな商品で、どのように人気を広げてきたのか。井上氏に「なまくり」の販売戦略と反響を聞いた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る