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「社内イベント」って意味ある? 大企業が感じている効果と課題

大企業の社内イベントはどのような効果があるのか? 9割が「期待している効果を十分に得られている」と回答しているが、一方で課題もあるようで……。

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 大企業での社内イベントの企画・運営に関わったことのある人事・総務・経営企画/経営管理担当の87.1%が「社内イベントを開催することで、期待した効果は十分に得られている」(「非常にそう感じる」「ややそう感じる」の合算)と回答したことが、スノーピークビジネスソリューションズ(愛知県岡崎市)の調査から分かった。


社内イベントで、約9割が「期待した効果が得られている」と回答(画像:以下、プレスリリースより)

 社内イベントに感じている効果や課題などを調査した。

社内イベントの課題 「マンネリ化」を抑えた課題1位は?

 社内イベントの効果(複数回答)として、最も多かった回答は「従業員間のコミュニケーション促進」(64.1%)だった。以降「リフレッシュできる時間の創出」(63.1%)、「従業員のモチベーション向上」(59.2%)と続いた。「特にない」や「分からない/答えられない」としたのは両方とも1.0%台と少数だった。


社内イベントによる効果

 社内イベントを実施する上で重視している取り組み(複数回答)の1位は「現地開催でのオンラインでは得られにくい臨場感ある雰囲気づくり」(56.3%)だった。2位は「オンライン参加と現地参加を組み合わせたハイブリッド開催」(40.8%)、3位は「当事者意識で参加できるワークショップ設計」(35.0%)という結果に。


社内イベントで重視していること

 一方で課題も見えてきた。社内イベントの課題として、最も多く回答が寄せられたのは「費用対効果の見えにくさ」(50.5%)だった。以降「イベントのマンネリ化」(43.7%)、「参加者の満足度の低さ」(37.9%)と続いた。


社内イベントの課題

 上記の課題解決のための有効な施策を尋ねたところ(複数回答)、57.3%が「コミュニケーション活性化のための施策の強化」と挙げた。2位は「オフィス以外の開放的な空間での開催」(44.8%)、3位は「部署横断ができるようなイベント設計」(41.7%)となった。


社内イベントの課題、解決のためには?

 調査は、過去2年以内に社内イベント(周年イベント・社員総会・表彰式)の企画・運営に関わったことのある、大企業(従業員数500人以上)の人事・総務・経営企画/経営管理担当者103人を対象にインターネットで実施した。期間は2024年12月10〜11日。

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