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フジHDの株価が「このタイミング」で上がるワケ(1/5 ページ)

その背景には、ある「投資家心理」の存在も見え隠れする。

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筆者プロフィール:古田拓也 カンバンクラウドCEO

1級FP技能士・FP技能士センター正会員。中央大学卒業後、フィンテックベンチャーにて証券会社の設立や事業会社向けサービス構築を手掛けたのち、2022年4月に広告枠のマーケットプレースを展開するカンバンクラウド株式会社を設立。CEOとしてビジネスモデル構築や財務などを手掛ける。

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 一連の不祥事で、70社以上の企業がCM提供を停止する事態に追い込まれたフジテレビ。

 中居正広氏を巡るトラブルとフジテレビ社員の関与疑惑が連日報道され、1月27日から28日未明まで続いた会見ではフジテレビの会長と社長がそれぞれ引責辞任したことを明らかにした。


フジテレビの炎上はいまだ収束する兆しは見えない(ゲッティイメージズ、以下同)

 限定公開となった第一弾の記者会見や社内向け説明会など、火に油を注ぐ形で終わりの見えない炎上を続けているフジテレビ。

 しかし、高まる「社会感情」とは裏腹に、フジ・メディア・ホールディングス(HD)の株価は炎上以来の7営業日で23%(記事執筆時点)も急上昇している。

 その背景には、ある「投資家心理」の存在も見え隠れする。

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