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大人のキッザニア「6年ぶり解禁」で大盛況 楽しいだけじゃない、熱中の裏側(2/5 ページ)

キッザニアは約6年ぶりに「大人のキッザニア」を開催した。いつもと違う大人の空間を取材した。

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さながら遊園地 走って「仕事を確保」する人も

 2月20日、ららぽーと豊洲の3階は、午後3時ごろから徐々に熱気が生まれ始めていた。キッザニア東京として、2月13日に続いて2回目の開催となる大人のキッザニア。開始する午後4時を前にして、既に多くの人が待機している。フロア内の他施設への影響を考慮し、行列こそできていないものの、さながら遊園地のアトラクションを待つ人たちのような雰囲気である。

 午後3時半ごろに開場すると、中には駆け足で目当てのアクティビティ(キッザニアでの仕事のこと)まで急ぐ人もちらほら。その姿は、かつて東京ディズニーリゾートが導入していた「ディズニー・ファストパス」をゲットするため、開園後にパーク内を走り回る人が多かったのを想起させる。

 内部が夕暮れ時のように薄暗いのも、非日常感の演出に一役買っている。キッザニアの広報担当者によると、ふだん子どもたちが自由に活動できない夕方〜夜時間帯をイメージした演出なのだとか。

 ふだんは3〜15歳が対象であるキッザニア。大人のキッザニアでは16歳以上が対象ということもあって、制服を着た高校生や20代、もっと上の年代と思しき人もちらほらと、客層が幅広い。とはいえ、体験の内容は基本的に子ども向けである通常営業から変えていないという。

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