インタビュー
う、うすい! 厚さ3センチの反響は? 「Toffy スリムグリルプレート」誕生の舞台裏:串焼きやお好み焼きも1台で(2/2 ページ)
ラドンナが手掛ける「Toffy スリムグリルプレート」は1台で複数の調理が楽しめる優れモノだ。開発のきっかけや今後の展開を聞いた。
こだわりは「完全なフラット形状」
開発過程では、ステーキに焼き目が付くような網目状のプレートにすることも検討したという。しかし手入れのしやすさを考慮して「完全にフラットな形状にすること」を優先した。
スリムグリルプレートは操作部を取り外せば、プレートを丸ごと水洗いできる。スタンドとハンドルをたたむだけで、すっきりとした収納が可能だ。使用時はスタンドとハンドルを広げるだけなので、使いたいときにサッと準備できる点も魅力となっている。
低価格に設定することで購入しやすくし、手入れのしやすさ&使いやすさも追求した。「例えば、1〜2週間に1度のホームパーティーで使ったり、週に1回の朝食にパンケーキを焼くのに使ったりと、手軽に活用してほしい」(三橋さん)という思いもあるようだ。
少人数向けのサイズ展開も検討
顧客からはスタイリッシュでスリムな形状に加えて、手入れのしやすさ、収納のしやすさへの評価が高い。「Toffyブランドの特徴でもあるおしゃれなデザインへの反響や、パーティーでも気軽に使えそうといった声も集まっている」(山城さん)
今後は大勢で食事をする機会が増える行楽シーズンに向けてSNSなどで活用イメージを発信していくほか、少人数をターゲットにしたサイズ展開も検討しているという。今後の反響にも注目したい。
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