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ドンキ、渋谷に「自販機」だらけの新店舗 国内外の観光客を狙う
ドン・キホーテは2月20日、東京・渋谷の道玄坂通りに、実験的な新業態「ジハン・キホーテSHIBUYA店」をオープンした。同店舗にはさまざな自販機を13台設置。渋谷の新しい観光地として訴求し、国内外からの観光客の獲得を目指す。
ドン・キホーテは2月20日、東京・渋谷の道玄坂通りに、実験的な新業態「ジハン・キホーテSHIBUYA店」をオープンした。同店舗にはさまざな自販機を13台設置。渋谷の新しい観光地として訴求し、国内外からの観光客の獲得を目指す。
売り場面積は約61平方メートルで、外国人観光客向けの日本らしいアイテムやお土産を取り扱う。また、大手ラーメンチェーン「一蘭」のカップ麺を扱う自販機も用意した。好みのトッピングをカスタマイズすることが可能で、オリジナルラーメンをつくれる点が大きな特徴だ。作ったラーメンはその場で食べることも可能だという。
ドン・キホーテではインバウンド関連の売り上げが好調だ。2024年6月期の免税売上は1173億円と前期比で790億円増加した。インバウンド強化型店舗は40店を超えており、今後も積極的に出店していく予定だ。
ジハン・キホーテSHIBUYA店の近くにある「MEGAドン・キホーテ渋谷本店」では、10台以下だった免税対応レジを25台に増やした。免税販売に対応する7階には、英語、中国語、韓国語を話せるスタッフを配置。他のフロアでもスタッフに貸与しているスマホに翻訳ツールを入れ、簡単なコミュニケーションを取れるようにしている。
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