2015年7月27日以前の記事
検索
インタビュー

“ヌン活”ブームはどこまで続く? 単価6000円でも予約殺到の理由(1/5 ページ)

2022年に流行語大賞にノミネートされた「ヌン活」。以前よりも各社のアフタヌーンティープランは充実し、予約が取りづらくなっているようだ。単価6000円以上と高額にもかかわらず、なぜブームが長く続いているのか。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

 2022年に流行語大賞にノミネートされた「ヌン活」。ホテルやカフェでアフタヌーンティーを楽しむ活動を指す。それから2年以上が経過したわけだが、ブームが衰えるどころか、より充実したプランを打ち出すホテルやカフェも多く、予約が取りづらい状況が続いている。


コンラッド東京が4月28日から提供する「抹茶アフタヌーンティー “ハーモニー”」(7900円〜、出典:コンラッド東京のプレスリリース)

 「コンラッド東京」では単価7900円〜と高価格帯にもかかわらず、平日でも多くの女性客でにぎわっている。10年ほど前からヌン活の人気が続いており、近年は特に好調だという。


ANAインターコンチネンタルホテル東京で提供中の「ストロベリー・アフタヌーンティー」(8396円、ANAインターコンチネンタルホテル東京提供)

 レストラン予約サイトの人気アフタヌーンティーランキングで1位を獲得する「ANAインターコンチネンタルホテル東京」では、2018年以降、テーマ性のあるプランを充実させている。ホテル内の複数のレストランで趣向を凝らしたプランを提供し、予約が殺到した実績もある。


花の装飾で覆われたモスカ・バイ・ジンジャーガーデンの店内(キャバリー社提供)

 圧倒的な“かわいさ”がウリのカフェ「ジンジャーガーデンアオヤマ」と「モスカ・バイ・ジンジャーガーデン」(ともに東京・表参道)では、人気キャラクターやアパレルブランドとコラボしたプランなども展開。推し活を楽しむ20代女性から高い支持を得ている。

 ANAインターコンチネンタルホテル東京の広報担当者と、ジンジャーガーデンを運営するキャバリー社(東京都港区)の永谷佳代子社長に、アフタヌーンティーの戦略とブームが長く続く理由を聞いた。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

       | 次のページへ
ページトップに戻る