インタビュー
130万台突破の「とろ雪かき氷器」 なぜ今も売れ続けているのか:担当者に聞いた(1/4 ページ)
ドウシシャが手掛ける「電動ふわふわ とろ雪かき氷器」が売れている。10年目を機にフルリニューアルした新モデルの特徴や同社が分析するヒットの要因を聞いた。
「かき氷専門店で食べるような、“ふわとろ”食感のかき氷を自宅で手軽につくれる」として、人気の商品がある。家電や雑貨などを手掛けるドウシシャ(大阪市)の「電動ふわふわ とろ雪かき氷器」(以下、とろ雪かき氷器)だ。
2016年に発売を開始し、累計販売台数は2025年時点で130万台を突破。3月には、発売10年目を機にフルリニューアルした新モデルを投入し、こちらの売り上げも好調だ。
「2万台売れればヒット」と言われている市場で、とろ雪かき氷器は初年度から10万台を突破した。なぜ、その後も売れ続けているのか。リニューアルした新モデルの特徴や、同社が考える人気の背景について、開発担当の川出洋司さんに話を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
360度くるくる回せる「焼き鳥器」が人気 開発のきっかけは、行きつけ店の閉店
ガードナーが開発した、煙が出ない串焼き器「YAKITORiLL(ヤキトリル)」が「Makuake」で話題となっている。開発のきっかけや狙いを、開発者の椿拓巳さんに聞いた。
なぜ「でっかいCDラジカセ」が売れているのか たまに止まる理由
ドウシシャの「でっかいCDラジカセ」を販売したところ、じわじわ売れている。1970〜80年代に流行ったラジカセをなぜ開発したのか。担当者を取材したところ、昔の思い出がたくさん詰まっていて……。
ドリップもサイフォンも、これ1台で実現 タイガー「毎日飲みたくなるコーヒー」開発の舞台裏
コーヒーの淹れ方には「透過式」と「浸漬式」があるが、1台で両方を可能にしたコーヒーメーカーが登場した。タイガー魔法瓶の「HYBRID BREW」だ。担当者に開発の舞台裏を聞いた。
サザエさんの家の価値は? 昭和と令和の“間取り”が示す時代の変化
昭和と令和の「間取り」に、どのような違いがあるのか。「サザエさんの家」と「3階建ての家」を比べてみると……。
