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ファミマ「初サングラス」が大ヒット 3週間で完売した理由(3/4 ページ)

ファミリーマートの「コンビニエンスウェア」、夏の新作が好調だ。ブランド初展開となる「サングラス」は、発売から1カ月足らずで、ほぼ完売したという。どんな商品なのか。

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夏の新商品を続々発売

 6月10日からは、夏に向けた新商品を順次発売している。


ソックスは定番の人気商品だ

 人気のソックスは、「ラインソックス」(2種類・各429円)、「ショートソックス」(3種類・各429円)をラインアップ。

 「当ブランドは“色”が特徴で、コーディネートの差し色になるような鮮やかな黄色やピンクなど幅広い色を扱っています。2025年春の限定カラーとして3月に発売したラインソックスは、すぐに完売するほど好調でした。こうしたデザインがお客さまに支持されているため、今回も夏の限定カラーを用意しました」


春夏のシーズンカラーを中心に展開

 「アウターTシャツ」(2種類・各1490円)、「ボクサーパンツ」(880円)、「ショートパンツ」(1998円)もシーズンカラーを中心にそろえる。

 「Tシャツは、今年3月頃からパッケージから出してハンガーに吊(つ)るした状態で販売を始めたところ、約1.5倍に販売数が伸びています。素材感やサイズが分からずに敬遠されていた方が購入しやすくなったのだと思います」


タオルはサイズやデザイン違いで多数発売

 タオルは「今治タオルハンカチ」(3種類・各660円)、「やわらかいタオル」(フェイスタオル・1089円、バスタオル・2189円)を発売。吸水性の高さややわらかさなど、タオルのクオリティーに加え、色や柄にもこだわったという。


サングラスは試作を重ねて開発。バネ丁番を採用して、フレームが開く仕様(写真右)とした

 そして、イチオシ商品として登場したのが、開発に1年をかけたという「コンビニサングラス」(2490円)だ。紫外線を99%カットするUV仕様で、偏光レンズにより反射を抑えている。

 定番のウェリントン型(逆さ台形型)をベースとしたオリジナルデザインで、さまざまな顔型の人にフィットするようバネ丁番を採用した。レンズやフレームにはリサイクルプラスチックを使用しており、非常に軽いのも特徴だ。つるの先には、ファミマカラーをあしらっている。

 「UV対策アイテムをいろいろと検討しましたが、コンビニと親和性が高いと考え、サングラスに決めました。開発時に苦労したのは、1サイズで多くの人に快適に使ってもらえるデザインの追求です。眼鏡メーカーと共同開発しており、フレームが開くバネ丁番を採用したほか、老若男女に合うようフィッティングを重ねて丁寧に仕上げました。品質にこだわりながら、買いやすい価格帯も大事にしました」

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