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思い込みの激しい「年上部下」に言いたいことが伝わらない! 上司のあなたはどう対応すべき?(2/3 ページ)
年上の部下の思い込みが激しくて、こちらの言いたいことが伝わらず、困っています
(b)境界線をつくる
(1)迎合したり、上目づかいで話したりしない
あなたが右往左往している姿を見て、他の部下たちも不安になります。毅然としたスタンスを示すことも大切です。
- 「少しお話の仕方が強く感じられることがあります。立場上、こちらからお願いすることがありますし、お互いに気持ちよくやっていきたいです」
(2)上司Vs.部下ではなく、お互いの役割を全うするというスタンスをとる
- 「この件については、私の責任で進めたいと思っています。ご協力をお願いします」
- 「ここは、私の判断で決めたことなので、この育成方針に従っていただきます」
(3)相手のプライドを傷つけずに指示をする
- 「できたら、〜さんのご経験と、私のポジションの視点を組み合わせていきたいのですが、いかがでしょう」
今回は年上の上司ですので、「言いづらいことを伝える語彙」をそろえておくとよいでしょう。例えば、
- 釈迦に説法なんですが
相手が良く知るはずのことを説明するときの前置きです。相手を釈迦に持ち上げることで、「そんなこと知ってるよ」とにらまれることはないでしょう。実際できていないこともあるわけですから淡々と伝えるべきことを言葉にしていきます。
- 私もまだまだ勉強中で恐縮ですが……と言いながら
「ここだけ確認してもよいですか? 少しズレが出ているかもしれません」と、「ダメ出し」ではない確認をします。
- 「人生の先輩として尊敬しています。でもこのチームの運営については私の責任として進めさせてもらいたいんです」
敬意と責任感、どちらも込めて伝えられる万能フレーズです。
- 「年上Bさんにこういうこと言うの、正直ちょっと勇気がいりました。でもやっぱりお伝えすべきと思って」
「本音+役割責任」とという表明で相手の気持ちを動かします。
- 「先輩の話を伺っていると、時間があっという間にたってしまいます」
話が長い人、しつこい人を持ち上げる言葉。そろそろ切り上げたい、お暇しますという意味もあります。
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