インタビュー
過去最高の売上439億円! 渋谷パルコ、好調でも大改装に踏み切った理由(1/4 ページ)
大規模改装を進めている渋谷PARCOに、外国人観光客がたくさん訪れている。現地を訪れ、改装の狙いと反響を取材した。
8月初旬の平日、渋谷PARCO6階の「デジタル×サブカルチャーゾーン」は、外国人観光客であふれていた。現在、渋谷PARCOでは大改装を進めている。同フロアでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の世界初の体験型公式ショップとセガ初の国内旗艦店が、7月にオープンしたばかりだ。
渋谷PARCOの2024年度(2024年3月〜2025年2月)の取扱高は、前年度比22.5%増の439億円となり、過去最高を記録した。約3年の一時閉店を経て、2019年に新装開業しており、この改装が成果につながったと考えられる。絶好調の状況のなか、さらに大規模改装に着手した。
今回の改装テーマは、「グローバルニッチ」。2025年2月から9月まで、約200区画のうち80区画を段階的に改装し、新店舗が続々とオープンしている。
渋谷PARCOで店長代理・営業課マネジャーを務める及川寛太氏に、改装の狙いと反響を聞いた。
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