インタビュー
20分で2500台完売! ケルヒャーの“小型高圧洗浄機”が、日本市場にぴったりの理由(5/5 ページ)
ケルヒャージャパンは手のひらサイズの高圧洗浄機「OC Handy Compact(ハンディエア)」を発売した。クラウドファンディングで即完売し、小型化により収納や携帯性を重視。今後は一般発売とグローバル展開を目指す。
課題と今後
ハンディエアの一般発売に向けた準備を進めているものの、課題も残っている。世界で初めて市場に投入される製品であるため、クラファンでの想定を超える反響により、部材調達から生産スケジュールまで全面的な見直しが必要となった。
安全面を最優先に生産拠点とも会議を重ねており、今後の量産化に向けて体制を整えているという。
ハンディエアは、欧州や中国での販売も予定されており、グローバル展開も視野に入っている。「手軽に清掃できる」洗浄機として、日本発の製品がケルヒャーの新しいブランドイメージを確立できるか注目だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
コクヨ「大人のやる気ペン」が人気 約1万円でも売れる“共感の理由”
コクヨが発売した「大人のやる気ペン」に注目が集まっている。マクアケで約3500万円の応援購入が集まり、その後も売れている。ニッチな高額製品なのに、なぜ人気なのか。
ファミマ「初サングラス」が大ヒット 3週間で完売した理由
ファミリーマートの「コンビニエンスウェア」、夏の新作が好調だ。ブランド初展開となる「サングラス」は、発売から1カ月足らずで、ほぼ完売したという。どんな商品なのか。
ニトリが放った「冷蔵庫」の次の一手 売上3.8倍の理由は“まんなか”にあった
冷蔵にも冷凍にも切り替え可能な「変温室」を“まんなか”に備えたニトリの冷蔵庫がヒットしている。冷凍食品の需要拡大やライフスタイルの変化を背景に、売り上げは前年の3.8倍に。開発の舞台裏を取材した。
バルミューダの「高級ホットプレート」なぜ人気? 発売1年で4万5000台突破のワケ
バルミューダのホットプレート「BALMUDA The Plate Pro」が好調だ。4万円を超えるのに、なぜ人気なのか。担当者を取材したところ……。

