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日本のビジネスパーソンの50%以上が「何も学んでいない」 キャリア意識の欠如が引き起こす危機(1/2 ページ)

日本の労働者の半数以上が「学び直しをしていない」と回答。スキルを問われ「分からない」と答える層も突出して多い。キャリア意識の低さが競争力を損なう危機が浮き彫りになった。

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 個人と企業の競争力を維持するために不可欠とされているリスキリング(学び直し)。日本におけるリスキリングへの意識は、世界に大きく後れを取っているという。Indeed Japan(以下、Indeed)とインディードリクルートパートナーズは「労働者のスキル」に関する調査結果を発表した。

 Indeedが4〜5月に実施した日米比較調査(20〜59歳の就業者各3096人対象)によると、「現在、仕事に役立つ知識やスキルを身につけるための活動をしているか」という質問に対し、日本の労働者の50.5%が「何もしていない」と回答した。米国の9.7%と比べ、その差は歴然だ。

 さらに「身につけたいスキルが何もない」と答えた割合も、日本では36.3%に達し、米国の6.2%を大きく上回った。


日米でリスキリング意欲に大きな差(提供:リクルートインディードパートナーズ、以下同)

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