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“痛バ”の次はキャリーケース ドンキが仕掛ける推し活アイテム:プロダクトInsights(1/2 ページ)
ドン・キホーテは、大判うちわやぬいぐるみなどの推し活グッズを魅せ(見せ)ながら収納できるキャリーケース「推し勝(おしかつ)キャリーケース」を発売した。
プロダクトInsights
日々リリースされる新しい商品やサービスたち。その商品やサービスには、必ず企業側の思惑や狙い、生活者のニーズ、時代の空気感が反映されている。本シリーズでは、これらの「Insight」を考察していく。
ドン・キホーテ(東京都目黒区)は、大判うちわやぬいぐるみなどの推し活グッズを魅せ(見せ)ながら収納できるキャリーケース「推し勝(おしかつ)キャリーケース」を発売した。一部店舗を除く全国のドン・キホーテ系列店にて、順次販売している。カラーラインアップはオフホワイト/ブラックの2色で、価格は各1万4299円。
昨今は自分の好きなアニメやアイドルなどのキャラクターグッズを大量に装飾したバッグ「痛バッグ(通称:痛バ)」が流行するなど、自分の“好き”を表現する消費行動が活発化している。
同社では推し活の必需品を「魅せながら」快適に持ち運べるキャリーケースを提供することで、移動中も、ホテル滞在中も、自宅で保管するときも、いつでも推しをそばに感じられる新しい旅のスタイルを提案する。
発案者で、K-POPアイドルの推し活をしている従業員は「普段はバッグに推しのキーホルダーを付けているが、スマホの透明ケースのように、気軽な感じで推しグッズを魅せるキャリーケースがあったらいいなと思い提案した。内装の素材やポケット、キーホルダー用ループなど、魅せる部分にとことんこだわっている」と話す。
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