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北九州のソウルフード「資さんうどん」 なぜ関東で行列ができるのか3分インタビュー(3/3 ページ)

2024年12月、北九州のソウルフード「資さんうどん」が関東に進出しました。千葉・八千代の1号店には行列ができ、いまも話題を集めています。なぜ人々を引きつけるのでしょうか。

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競合に追いつけるのか

――店舗数の計画を見ると、2025年末には94店、2026年末には124店と書かれています。競合の丸亀製麺は800店ほど、はなまるうどんは500店ほどあるので、出店スピードを早める必要があるのでは?

崎田: ゆっくりなペースに感じられるかもしれませんが、徐々に出店数は増やしていく予定です。なぜ、増やせるのか。まっさらな土地に建物を建てて、新しく人を採用して……といった形ではなく、すかいらーくの既存ブランドからの業態転換を中心に考えているからです。

 既存の建物を利用するので、投資コストはかなり抑えられる。もともとレストランを営業していた店舗なので、オペレーションに精通したマネージャーがいる。マニュアル教育を受けてきたスタッフもいる。そうしたベースがあって、資さんうどんのオペレーションに切り替えれば、オープン当初から高いレベルでサービスを提供できるはず。


2025年2月にオープンした両国店(出典:資さんうどん、以下同)

肉ごぼ天うどん

 新しいブランドの出店であれば、まず人を採用し、その後に教育を行わなければなりません。難易度がどんどん高くなりますが、業態転換であれば、お店を改装して、あとはオペレーションを教えるだけ。結果、スピーディーに出店できると思っています。

 現状、関東で新しい店を出店すると、行列ができます。クルマに乗って、電車やバスを乗り継いで、来店されるお客さまもたくさんいる。わざわざ足を運んでもらっていることを考えると、いまは特別な資さんですが、店舗数を増やして、できるだけ早く“日常の資さん”にならなければいけません。

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